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記者 | | 『発明品のFit を、他社との協業で製品化できた成功要因を聞かせて下さい。』 |
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社長 | |
『取引先を値引交渉相手と判断するか、ビジネスパートナーと位置付けるかが重要なポイントです。
相互信頼が無ければ協業は不可能です。
リスクの押し付け、手柄の横取り、利得の独占は信頼が深まりません。
失敗の許容も大切です。
相互信頼が有れば情報開示も口約束も安心感が有ります。
騙されない為の契約書作りは、言葉尻の作文に手間が掛かり開発費を押し上げます。
口約束だと収入印紙代も節約できます。
メーカー様だけで新製品を開発するより
開発初期から小売店・販社が参加するデザイン・イン方式だと、製品の完成度も高く、小売店・販社への販促活動が省け、リスク分散も図れます。
開発過程を社内外イントラネットで公開する事により、開発チームの貢献度を正当に評価できます。
しかも、後輩社員への教育も兼ねます。
情報公開は効率を高め腐敗を防ぎます。
日本の得意分野である相互信頼の構築は、効率が高まり競争力が保てる。と日下公人先生も著書「5年後はこうなる。」
で教えておられます。』 | |
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ワン太 | |
『情報制限は支配に効果絶大だけど、業績・モラルアップには最悪なんだって!
昨今の世界情勢を見ると、国の経営も同じだな〜〜と思っちゃいます。』
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