加盟者の声

 
 

【タイトル】詐欺じゃないの?
 
【加盟者名】組谷 潔 
 
1990年、15年間勤めた小売店から福井のフレームメーカーへ転職しました。
数年後「21」と取り引きが始まり、担当者として仕入れ会に参加させて頂くことになりました。
仕入れ会の参加者は殆どがレギュラー店の方でしたが、直ぐにこの会社はちょっと違うぞと
感じさせられました。
まず皆あたたかい、生き生きしている、自信に溢れている、ここは伸びる会社だと直感しました。

私もこの人達の仲間に入れてもらえれば、地元の鳥取で眼鏡店を開業出来るかも。
今まで封印していた独立への思いが湧き上がって来ました。
そして仕事にかこつけて新見店さんと出雲店さんにおじゃまして色々とお話を伺い、その繁盛
ぶりを目の当たりにし、両店より人口の多い鳥取なら大丈夫か、と開業を決心しました。

正直に申し上げますと、当時の私はFCへの加盟を非常に簡単な事と考えていた大バカ者でした。
妻と二人で平本さんと三村さんに面接をして頂きましたが、その席上遠慮のない妻は、
「保証金とロイヤリティが安すぎる、コンビニでも売り上げの5%は取るのに、これは詐欺では無いのか。」
と当時勤めていた銀行の上司から言われたと詰め寄りました。
こんなバカな二人を平本さんは、車で数店の店に案内して下さり、確かな会社だと理解した妻は
やっと安心した様子でした。

そして1994年10月に駐車場1台の店でオープン。
妻は銀行に勤めながら土、日に店を手伝ってくれましたが、12月からは店に専念する事にしました。
最初の1年は2180万円の売り上げでしたが、運転資金不足の為、支払日に父親からお金を借りた事も
何度かありました。

1年以上経っても売り上げは思う様には上がらず、妻の顔からは笑顔が消え、さらには銀行に戻りたいと
言い始めました。
それには反対の私は、平本さんに相談する為二人で広島へ。
「奥さん、そんな顔じゃあ紹介はしてもらえんじゃろう。諦めて廃業するなら商品は引き取りますが
続ける気なら」
と平本さんから呉店の池田弥生さんを紹介してもらいました。
初対面の池田さんと二人きりで話した妻は、相談しているうちに池田さんの優しさに触れ、涙が
ぽろぽろと出たそうです。
その後、日を改めて呉店で2日間研修を受けた妻は明るくなり、売り上げも少しづつ増えだしました。

当店では、接客は女性スタッフにお願いしていますので、仕入れも妻が99%しています。
ある日の仕入れ会で平本さんに、
「奥さんが仕入れをするんですか。」
と訊かれました。
「ええ妻にまかせています。」
と答えますと、
「それは違います。お願いしているんでしょう。」
と平本さん。
なるほど、言われてみればそうかも、反省、相変わらず視点の違う方だと又感心させられました。

1998年5月に現在の店に移転しました、その後半径2km内にタナカ、ミキ、トップと大型店の
出店が続きましたが、ありがたい事に鳥取店ではあまり売り上げが落ちる事なく、今年は
9000万円前後になりそうです。
「21」の力を実感しています。本当に感謝、感謝です。

最後に 早く山陰にも「21」のネットワークが出来ればと感じています。やる気のある方、
門をたたいて下さい。待っています。