加盟者の声

 
 

【タイトル】こうしてメガネ屋を続けられています
 
【加盟者名】永田 雄二 
 
私が21に入れていただけたのは、兄(現諏訪赤沼店)が21に加盟させていただいたのがきっかけでした。
当時6歳上の兄はすでに、父の経営する3店舗の経営にも携わっていて個人店の限界を感じ危機感をもっておりました。
私はといえば仕事にやりがいを感じることが出来ずになんとなく毎日の仕事をこなしていました。父は売り上げを作るために、いろいろなセールを企画してチラシを作っていましたが、アイディアが無くなると、私に企画を考えさせようとしました。内心

「セールの題名が違うだけで、一年中セールなんておかしい!こんな企画を考えるのはつまらないなあ。」

と思っていました。

そんな時兄が21に加盟することができ、
「これで変な企画つくりから開放される!」
「自分も21で眼鏡屋をやろう!」
と思うようになっていきました。
21での研修で兄の店はずいぶん変わっていきました。検査、フィッティング、接客、価格、チラシ。
すべてが以前よりグレードアップしていきました。兄の店の21オープンのお手伝いに来られた方を見て「これがプロのメガネ屋さんかあ!」と思いました。そしてメガネ店の仕事が本当はすごく価値のある仕事なのだと感じました。
早速本部にお願いして自分も研修させていただくことになりました。

私の場合ゼロから研修させていただく状態で、実家のメガネ店の定休日を利用して岐阜県の可児店佐藤さんのところへ通わせていただきました。
ここで本格的に「21」に触れることになります。

まず思ったのは「えらいところに来ちゃったなあ。」でした。平日なのに絶えずお客さんが来店され、その合間をぬって佐藤さんがお話をしてくださるという状況でした。
私の他には下村さん(現駒ヶ根店)も来ていらっしゃいましたし、土岡さん(現桂店)が住み込みで修行されていましたが、明らかに自分だけ何もできない状況にかなり焦りました。
研修を終えて帰りの高速で泣きたくなる日もありました。

そんな私でしたが、佐藤さんに21の技術について・生き方について教えていただました。また奥様には落ち込んでいるときに優しく励ましていただきました。
可児店のスタッフにはミスをフォローしていただき、下村さん、土岡さんと将来やそれぞれの悩みをを語りあったりしながら勉強させていただきました。
沢山の方に支えられての研修でした。

父親のお店のひとつが、大家さんの建て替えを機に改装することになり、それに合わせて21茅野市役所前店としてオープンさせていただいたのが25歳!のときでした。
まだ数年研修させていただけると思っていたのですが、本部の平本さんは
「これからは実戦でお客様に教わりながらレベルアップしてください。」
と21の看板を授けていただきました。

オープンしてからも佐藤さんをはじめ他のFCの方にいろいろアドバイスをしていただきました。
名古屋での仕入れ会、広島の仕入れ会、忘年会。長野地区のミーティングなどで他のFC、RCの方のお話を聞けたことで勇気を頂き、孤独な日々を過ごすことなくいくつかのピンチを乗り越えて来れました。

最大のピンチは昨年10月、同一商圏に競合店が3店舗オープンしたことでしょうか。
一割ずつお客をとられて3割ダウンは確実かと思われ、かなり焦りましたが、本部からは相談役の三村さんがわざわざ長野まできてくださり、
「しばらくは売り上げは気にしなくて、調整とクリーニングを今まで以上に丁寧にやるように。」
「とにかく負けるな!」
と私だけでなくスタッフの不安感も和らげてくださいました。
おかげさまで数ヶ月で前年を少しずつ上回るようになってきました。
この厳しい時代にもし父親の店で親子三人でやっていたら今の生活は無いでしょう。

最近のマスコミ報道や他社にまねのできないチラシ、新製品Fit、様々な本部の皆様のお力で今があると思います。
本当にありがたいと思います。

そして自分が幸運であると思うのは、心から尊敬できる先輩方に恵まれた事だと
思います。これからもよろしくお願いいたします。