加盟者の声

 
 

【タイトル】本部の経費でチラシ配布・・・・・
 
【加盟者名】国上 哲志 
 
フランチャイズとして赤羽店が2年目、竹の塚店が4年目を迎える平成11年の新春に本部の平本さんより
「コンタクト価格を21コンタクトと同じにして21コンタクトのチラシを使ったらどうか」
というご提案を頂きました。

当時コンタクトの価格は定価の4割引で販売していました。その上、全売上に占めるコンタクトの売上比率は
結構大きかったのです。

コンタクトの売価を下げる事は赤羽店の出店で資金に余裕がなかった当時の社内運営を考えた時、粗利大きく
落ち込む事と安く販売すれば客数が増えてそれに伴うスタッフ増員など社内インフラ整備の必要性など考えて、
そのご提案をお断りいたしました。

その時平本さんより
「二店同じチラシを使う必要もなく、両店の商圏がバッティングしないよう赤羽店だけでもコンタクトチラシを作って
みてはどうか。」
という更なるご提案をいただき、そのようにさせて頂きました。

その当時を振り返ってみると、資金面で臆病になっていた我々にビッグチャンスを目前にしながら、それをみすみす
逃してしまいそうな危機感を持たれたのだと思います。

『多少のリスクはあっても良かれと思う事にはチャレンジするという事が21の精神である』

と後ろからドンと背中を押されたように思います。しかしながら赤羽出店で資金面で苦しい状況になっていた時、
平本さんから「本部の経費でチラシの支援をします。」という涙が出るような言葉を頂きました。

その後は、本部の予測どうり二店とも順調に売上・客数の大幅アップを続け、その結果会社の運営も軌道に乗りました。

平本さんの先を読む鋭い洞察力と本部の強い後押しで短時間のうちに安定した運営が出来るようになった訳で、
あの2月時点での決断が遅れていれば、2倍・3倍の時間と費用がかかり、もっともっと苦労していたと思います。
本部の方々への感謝の念は勿論ですが、同じ21の仲間とはいえ、フランチャイズの我々に自分達の大事な資金を
回して下さったレギュラーメンバーの皆様には、感謝してもし尽くせない程のご恩を感じております。

その後体力が付いた時期にご支援頂いたチラシ代分はお返しさせて頂きましたが、その時も利息等何も付けない
金額を快く受け取って頂きました。

創業時は利益が出ても内部留保というかたちで会社に利益を残していましたが、内部の情報公開、公開経営で
今まで給与所得者として一度も貰った事がないような金額を賞与で受け取りました。
正直、こんなに貰っていいにかと思ったくらいです。
今でもこの所得に見合う仕事をしているだろうか?と自問自答しながら毎日の仕事に励んでいます。