加盟者の声

 
 

【タイトル】21にめぐり会えて、本当にありがとう!
 
【加盟者名】勝部 信芳 
 
<眼鏡業界に入ってからの生い立ちと苦悩>

私は大学を卒業し、営業マンとして就職していましたが、都会生活にピリオドを付けて、9年目にUターンして、
眼鏡の業界に入りました。

最初はわらないことばかりでしたが、研修会、メーカーの勉強会を欠かさずに参加しながら知識・技術を習得して、眼鏡技術者の資格を取得しました。
私が15年間勤務した眼鏡店をリストラされたのは平成6年春でした。
退職する前、5年間は前社長の急死に伴い、資本参加し社長として、店の運営を任されていました。
しかし、前社長の子息と意見が合わず、私は身を引くことにしました。


<21との出会い>

せっかく、血の出る思いで、ここまで構築した自分の努力をこのままで終わらせたくない。この悔しい思いが、私を奮い立たせてくれたのでした。独立して成功するしかないと決心しました。
しかし、当時はバブルがはじけて不況の真っ只中で個人店での開業では、これから先、大手との競争に太刀打ちできないと以前から考えていました。

退職する半年ぐらい前から、広島で業績が伸びているメガネの21のチラシや、情報を、現在(株)Fit社長の岡部
さんより聞いていました。
また、岡山県の新見市で、メガネの卸店で営業マンを長年していた藤岡さんが、21に加盟して繁盛していることを
聞きました。奇遇にも藤岡さんに、この業界に最初に研修に入った頃のメガネ店でお会いしたことがありました。

岡部さんの話では、本人は、得意先では21の事をあまり良いようには言っていないように聞いていました。
その方が、何故??
 
私はこの目で、確かめるために、2月の大雪の降る中伯備線に乗り、新見店まで現状視察に訪問させてもらいました。
お店は商店街の外れにあり、喫茶店を改装してこじんまりとした明るい雰囲気のお店でした。その日は悪天候にもかかわらず来店客は多く、仕事の合間を見計らって話をしてもらいました。
夫婦で一生懸命に働いて折られる姿を、見て安堵しました。私の思っていた心配は、この時、解消されました。

『人の心をうつことができる21の経営理念に基づきながら、正直に真面目にやっていけば良いと。』

そのころは出雲にメガネのミキさんがあり独立店輔は、かなり影響を受けていました。これから先、メガネのタナカさんの進出も考えられる。もちろん、将来は出雲にもメガネの21が出店する可能性もある。

特に私が一番脅威に感じていたのは、他でもなくメガネの21でした。

チラシの内容など見ても、消費者との信頼を大事にすることを基本に、正直に過大な利益を望まず、お客様の立場から見ても安心な店である。
広島であれだけ寡占状態であったメガネのタナカに勤務され、育て上げた幹部の人たちが、辞められて、メガネの21を創られたことなどを考えると田舎の独立店輔で開業しても、ひとたまりも無く太刀打ちできないと思いました。

私の商売理念が一致するメガネの21に、加盟させてもらうしかないと思い決心しました。


<念願の出雲店開店へ>

私は早速、岡部様を介してメガネの21の本部で平本様と面接させて頂きました。その時、カバンの中に現金50万円を契約金として用意して行きました。
何故なら、私はメガネの21に加盟させてもらいたい強い意思として、加盟させていただける約束ごとが後で不履行になることを恐れるがためでもありました。

私は率直に今の切実な私の思いを話しました。

「メガネの21に加盟させて貰えなかったら他に行く道はありません。」とお願いしました。

私の思いを理解して戴き、平本様から
「リストラされた悔しさを、好きなメガネの仕事が続けてできることに感謝して、お客様に満足して戴けるメガネ店を作りなさい。心から応援します。」
と加盟の承諾を頂いた時には、よき理解者は肉親を越えてあるものなのだと、今までの人生において初めて経験しました。

私たち夫婦は平本様の家に一週間ほど宿泊させてもらい、楽々園の店で研修をさせて頂きながら、その合間に新店舗の施工・開店準備をしました。
退職して一ヶ月目の4月28日に裏通りの古いビルの1階になんとかメガネの21出雲店が開店できました。
44歳で念願の自分の店が持てました。

今、思い出すと、
『人間希望と理念があれば、目的めざして、体力、精神力を超えたものが行動として発揮されるものだといます。』

開店当初は「こんなに安い価格で販売されたら迷惑だ」とか「7割引きより安い4割引きはおかしいではないか」など、同業者らしき人から中傷的ないやがらせの電話が続きました。
準備不足で、お客様に告知もしないで開店したので、当初から、売り上げのことはあまり期待していませんでした。生活ができればいいと思っていました。

リストラされて失業しているより、好きなメガネの仕事が出来ることだけで満足でした。月日が経つに連れてチラシやお客様の口コミなどで徐々にメガネの21出雲店の存在を認めて頂けるようになりました。
お蔭様で、夫婦で毎日忙しい思いをさせて頂きながら今年は開店10年目を迎えることが出来ました。
本当に感謝しています。


<今後の展望>

嬉しいことに、次男が大学を出て東京での勤務でしたが、Uターンして跡継ぎをしたいと言いましたので、21の本部の了解を得て現在私の店で研修中です。
近い内にメガネの21の跡継ぎコースにお世話になる計画です。

10年間に出雲に根づき、大きく成長させてもらうことが出来たことは、加盟した時点から、21の考え方、経営理念が首尾一貫して少しも変わっていないことです。

『正直価格で利益をお客様に還元する。』

10年前と変わっていません。
これからは、ここまで育て上げて頂いたことに感謝しながら、21のグループの一員としてお客様の期待を裏切ることのない様に、切磋琢磨してより信頼されるように努力していきたいと思います。

毎日、好きなメガネの仕事を通して、少しでも社会に役立つことができるように頑張りたいと思います。これからは、山陰地区にもこの素晴らしい経営理念を持ったメガネの21のお店が増えて、多くの仲間を増やし、メガネ販売を通して社会に奉仕していけるように努力することが、私の21に対する少しでもの恩返しだと思っています。

21にめぐり会えて、本当にありがとう!

               メガネの21  出雲店   勝部 信芳