加盟者の声

 
 

【タイトル】私の加盟の条件は「妻のいうことを聞くこと」でした。
 
【加盟者名】永田 高士 
 
当時、父の経営する眼鏡店で店長としてやっていました。
人口5万そこそこの市に3店舗出店しある程度のシェアは確保していました。
客数や単価、利益を上げるにはどうしたらよいか。
問屋さんやコンサルタントの勉強会に出席し、あるいは他店のチラシなどを参考にしながら季節ごとのセールのチラシを企画したりしていました。
自分なりにがんばったつもりでしたが
売り上げは当時4年間で横ばいからややダウンというところでしたのでやり方に限界を感じておりました。
利益は出ていましたので焦りはあまり無かったのですが、将来を考えると個人店を続けることへの不安を感じていました。
2色刷りの貧弱なチラシにポリシーの無い他店と似たようなセール内容。
販促のマンネリ化も続いていましたのでFCやVCへの参加が視野に入ってきました。

そんな時、あるメーカーさんがフレームの営業に来られた際の情報で「こんなお店もあるんですよ」とメガネ21のチラシをいただきました。
今までいろいろなお店のチラシを見てきましたが初めて味わう感覚のチラシでした。
FCを募集していることもわかり、広島へお話を伺いにいきました。

今思うと本当に情けない話ですがそれから2ヶ月も加盟をお願いするかどうか悩んでいたのです。
21への加盟動機に他の皆様が、これしか無い、会社の考え方に感動した、と言われている中
当時私は愚かにも、加盟へのメリット、デメリットを考えていました。
加盟前の店は父の経営する個人店でしたので客数は少ないか゛高単価、高利益率販売(今でもそういうお店が多いと思いますが)で経営が成り立っておりました。
利益もでておりましたので危機感があまり無かったのです。
21の価格、利益率で同じ利益を得るには今の客数の 1.8倍、売上げの1.2倍なければいけないと計算しました。
そんなに客数が増えるのだろうか、売上げが落ちてしまうのではないかと心配でした。
また、祖父の代からの店名を変更するのも抵抗がありました。

そうこうしているうちに当店の近くにチェーン店が出店するとの情報が入ってきました。
いつも判断の遅い私の尻にも火がつきました。
このままやっていてもチェーン店の影響で売上げは必ず下がる。
それなら、自分から売上げを下げてでもお客様からの信頼が得られるメガネ21のやり方の方が希望があります。

すぐに本部に電話をしました。
「あなたはパリミキさんが出店するから加盟するのですか?」
まさに本部のやる気をそこねる動機です。
21の考え方を全然理解していない私によく加盟を許していただけたと思いますが、
妻の人柄のよさのおかげで
「奥様もいっしょに働き、奥様(お客様の立場になって考えられる人)の言う事を聞くこと」を条件に承諾してくださいました。

メガネ21のFCとしてOPENし8年が過ぎました。
売上げの事もありますし、接客の問題、店の体制作りなど悩みは尽きませんでした。
テナントとして入っていたショッピングセンター自体が落ち込み店の移転もしました。
能力的にも精神的にも追い詰められましたが何とかがんばって来られました。

なぜなら、21グループの心からの支えがあったからです。
上司でも部下でもない、先輩方や仲間からの思いやりに溢れたご支援やアドバイスのおかげで前進できました。
勉強したければいつでもできます。
空論ではなく実際に成功されているお店がいっぱいあります。
同じ悩みを持っている方、それを乗り越えてきた方がたくさんいらっしゃるのです。

広島の仕入れ会に行き本部やRCの皆様のお話を聞く。
近隣のFCのメンバーで集まってミィーティングをする。
そんな楽しみを持ちながら毎日仕事をしています。

「相手の立場になって物事を考えられる人間になる」は未だ修行中ですがこれからもよろしくお願いいたします。