加盟者の声

 
 

【タイトル】好きな仕事を通じて、地域に奉仕できる喜び
 
【加盟者名】中島 淑明 (有)めがねのナカジマ
 
<地域の現状>
・因島店のある因島市は、昔は造船景気に沸き、人口も4万人。30代前半には家を建てることが当り前という広島県でもトップクラスの個人所得を誇った町でした。その後、因島大橋の開通で車で本土へ買い物に行くのが当り前となり、地元の商店街も地盤沈下が進んでいます。また、大手造船所の撤退や合理化で、人口も2.8万まで減り、超高齢化と過疎化の進む、大手メガネチェーン店も出店を見送るような町になっています。
<21との出会い>
・21を知るきっかけは、当時、吉田の社員として因島を担当していた岡部氏(現FIT社長)によるものでした。しかし、それは広島に出向く2年も前のことでしたが、記憶にはなぜか残っており当事は40店舗くらいの規模だったように記憶していました。兄の独立と父親の引退、自分自身の個人としての限界、また個人店舗での商品の価格やチラシ等の経費の増大などの苦悩を岡部さんに相談したところ、再び「メガネの21」の名前を出され、最近では80店舗を超えてるんですよ。一度広島へ会いに来ませんかと勧めて下さいましたが、妻は大反対でしたし、両親も不服そうでした。ただ数年でここまで大きくなるには絶対に理由があるはずだから、岡部さんを信じて広島に行くからと、反対する妻を伴って広島へと向かったものです。
<晴天の霹靂>
・面接では、平本さんと池本さん、私達夫婦に岡部氏の5人でした。その時の印象は強烈で、これはレベルが違いすぎると直感し、その日は聞くだけで帰るつもりがFCの申し込みをお願いして帰り、妻も来て良かったと言ってくれました。また、自店以外で勤務したことの無い私にとって、その日の己斐店での研修は、目から鱗が落ちたような感覚で、本当にワクワクした素晴らしい時間だったことを今も鮮明に記憶しています。特に平本さんから、貴方は青年会議所というJC活動を通じて地域に奉仕してきたかもしれないが、私達21は、仕事を通じて社会に奉仕するんです。今後は貴方もそうしてください。と言われ、それができればどんなに幸せなことだろうと感じたものです。
<業績の変化>
・月平均200万がオープン5年で、月平均450万へ
 (岡部氏にも月に300から350が因島は限界かねと言われていたにもかかわらず)
・チラシや備品類も個人の時より安く抑えることが出来、財務内容がはるかに良くなった。
<お客様の変化>
・価格に信用ができたため、変な値切り方をするお客様がいなくなった。
・集客地域が以前よりも広がり、商圏が広がった。
・橋代を支払って遠くまで行かなくて済むと多くの方が喜んでくださる。
<自分自身の変化>
・お客様が多く来てくださる為、高いものを売りつける必要がないし、正直な接客ができる。
・自店の企画やチラシを考える必要が無いため時間に余裕ができ、検査や加工に集中できる。
・近隣に仲間ができ、一人じゃないと、心強く仕事に励める。
・収入も増え、予定より早く新居が建てられ、家族にも喜びや夢を与えることができた。
<現在の思い>
・最後にこのエピソードだけは話しておきたいのです。前の年にJCの理事長はしませんと約束したにもかかわらず、黙認していただけたこと。一年半の間、不定期休でお客様に迷惑を掛けるという一番してはならないことを許していただけたこと・・・。チラシのたびに定休日の変更をお願いし、柔軟に対応してくださったこと。本当に感謝しております。義理と人情を察してくださり、「大きくなって帰ってくることを期待しています。」と池本さんに言われ、本当に目頭が熱くなったのを昨日のように覚えております。何に付け、FCのことを心配しオープンな話しができ、考慮してくださる21グループに加盟していることに喜びを感じると共に誇りに思っております。