加盟者の声

 
 

【タイトル】〔論より証拠:半サラ半メガネ店〕
 
【加盟者名】岡部 晃直  梶@Fit
 
給g田設立間もない頃です、家庭の事情で逢坂屋を退職し中国山脈の真ん中にある
実家に帰った先輩から、
「今の勤め先は田舎なので給料が少ない、土日が休みなので
  土日だけメガネ屋をしてこずかい稼ぎをしたいので21を紹介して貰えないか?」
と相談を受けました。

先輩の本名は明かせませんが、FC岡山新見店さんです。
私は意地の悪い言い方で、
「21さんなら先輩も良く知っているのだから
  自分で頼みに行ったらどうですか?」
  あ、そうか、21さんの悪口を言っていたので頼みにくいんでしょう?
  判りました、一緒にお供させて頂きます。」

私以上に21さんの協同仕入れ募集を否定していた先輩でした。
業界のことをよく知る慎重派の先輩でしたので
メガネ小売業の厳しさも知り尽くしており、先輩の思いは私にも理解出来ました。
早々、本部に出向き事情を説明しお願いをしました。

当時はVC募集が無かったのでFC店としてのお願いになりました。
しかし、「土日だけのメガネ店で21さんの看板???」

FC加盟は21さんのメンバーの方からの賛同が必要です。
反対意見の先輩に対して
平本さんがプランを作成されました。
「世の中には半農半漁と云う言葉がある様に、半サラ、半メガネ店が有っても
  良い筈です。
  いずれ、21は山の中や海の中にも出店するようになります。
  この方は自分の費用で21が山の中に出店したらどうなるか
  確認してくれるのです。
  21の中でサルとタヌキとキツネが多い山の中で変わりにやってくれる方はいますか? 
  やってくれる方が居られればお断ります。」
でした。
お陰様で、今では考えられないことですがFC契約が出来ました。
実家近くの山間部の町に半サラ、半メガネの土日メガネ店として
オープン致しました。
しかし、オープンで先輩の予想を遥かに超えたお客様が来られ、
溜まった加工は平日の帰宅後、夕方6:00から店を開け夜中までしないと
間に合わなくなりました、そして夜なら店が開いているとお客さんがメガネを売ってくれ
と来られ、加工も思うようにできない状況になったそうです。

これでは身が持ちませんし、勤め先からも会社を辞めた方がよいと言われ、
2ヵ月後には勤め先を辞めメガネ専従店になりました。
そのことを知った、先輩の知人であるメガネ店から、
「先輩は、21のことを悪く言っていたのになんで21になったんや?
   お前が紹介したんか?」
と私に非難の電話が入りました。

私は、
「あの先輩が私の言うことを聞くと思いますか?」
と逆に質問しました。
〔メガネ店〕
「いやー、聞かんじゃろー」
〔私〕
「そうでしょう、真実は本人に聞いて下さい。」と申しました。

その後、先輩がメガネ店を訪ねたと聞きましたが
どの様に説明をされたのかは不明です。
その後も先輩の店の業績は好調で、
しかも、田舎の裏通りにあった喫茶店後で駐車場付の家賃は格安でした。
売上を集金に来られる銀行員の方からメガネ店は良く儲かるんですね?と言われ
先輩は、
「いや他の銀行から預金を毎月移しているだけでメガネはそんなに儲からない。」
と煙に巻いたそうです。

これ以降、私は得意先に正確な情報提供として21さんのチラシを
カバンに入れて持ち歩く様になりました。
チラシを見て21さんを知り、先輩の情報も知った得意先〔現在のFC出雲店さん〕は
早々、先輩の店を訪ねられました。

訪ねられた日は平日の大雪にも関わらず、
来店客の絶え間が無く、忙しくてあまり話しも出来なっかたそうです。
しかし、聞かなくても良く判ったので直ぐにFC契約がしたいとの
連絡がありました。
FC契約後、いい場所が見つかったので契約したと連絡があり行ってみると
メイン通りから2,3本入った通りで、渋滞時に地元の人だけが通る裏道でした。
私には場所が良いとは思えず心配でしたが、ご本人には全く心配した様子も見受けられず
契約も済んでいたので何も言いませんでした。

先輩の店も裏通りだったので場所は関係無いと思われたのでしょう?
オープン後の業績は絶好調でした。
場所が悪いと思った私の考えが間違いであったと確認できました。