"働き方改革"で日本一の安さを追求!人事破壊を実践した21世紀の会社(株)21   
 
 
 
 

 
  登場人物
 
 
学生(男)
学生(女)
社長
 
記者
発明者
影の相談役

 
 
税務官
制服ワン太
Fitワン太
 
眼科医師
コンタクト
責任者
お客様
 
地元の
社長さん
 他大勢
    
 
 
 
30_取材等
 テレビ・雑誌等の取材時に、記者の方よりお受けした質問に対する回答集です。
記者
記者
『経営哲学の源泉を聞かせて下さい。』
 
社長
社長
『前会社の故会長の教えです。
 
 会長は、「我社も喜び取引先も喜ぶ仕入をしなさい。」と命じます。
社員は、利害相反する関係なので不可能であると回答します。
 
「なぜなら
  (1) 我社は安く買いたいが、取引先は高く売りたい。
  (2) 我社は少量多品種を仕入たいが、取引先は大量少品種を売りたい。
  (3) 我社は一生支払いたくないが、取引先は現金取引を希望。
  (4) 我社は売れ筋が欲しいが、取引先はデッドストックを買って欲しい。
  (5) 我社は御用聞きを求め、取引先はネット注文を希望。
  (6) 我社は返品を希望し、取引先は返品を拒否。
  (7) 両者とも送料負担を拒否したい等々・・・
あらゆる面で利害が相反する関係です。」と説明した社員に対して
 
会長曰く「難しい問題だから貴方に頼んでいる。
     簡単であれば自分でします。」と頼むのです。

会長から直々に頼まれた社員は奮起し、両者が喜ぶシステムを完成するのです。
一見利害が相反する「経営者vs労働者」「企業vs顧客」の両方が喜ぶように指導されました。

 
 あらゆる分野で社員を頼り、個性を生かして育て上げる手法は見事でした。
社員が過信するほど頼りにして、失敗を許しながら育む精神が、故会長の経営哲学だと信じています。
 
ワン太
ワン太
『海外では、ウィン・ウィンの関係と呼ぶんだって!!
 
 日本では近江商人が「相手良し、当方良し、世間良し」の三方良しを勧めてるんだって。』
 
 

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