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コーディネーター 高橋
真治氏 |
21のイントラネットが、同社の経営の根幹として機能していることが見えてきた。このイントラネットシステム開発を担当しているコーディネーターの高橋慎治氏は、システム開発のポイントを次のように語る。
「このシステムを開発するにあたり、自分たちで自由に構築できるロータス
ノーツを選びました。自分たちのイメージする画面を簡単に作ることができ、実質1カ月半で完成しました。その後も、社員が適宜、勝手に手直ししています」。
このイントラネットでは、すべてのフランチャイズやボランタリー店を結んでいるほか、インターネットを利用したエキストラネットでオンライン通販、メーカーとのやり取りなど縦横に活用している。
「一番活用されているのは『懇談室』という加盟店からの問い合わせと、当社からの回答を掲示しているコーナーですね。過去のQ&Aをすべて蓄積し、キーワード検索できるようにしています。これを見れば、どういう時にどう対応すればいいか、すぐ分かる。新入社員も、これを見ることで、ベテランと同等の対応ができるようになります」(高橋氏)といった具合に、ここでもイントラネットの社員に及ぼす“教育効果”が大きく現れている。
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