組織の活性化は、社員個々の前向きな向上心と表裏一体だ。そうして火をつけられた向上心の受け皿としての教育コース体系が、スミソルには整備されている。ただし、単なる知識習得の教育コースではない。実戦に即役立つ、本当の知識、スキルを身につけるためのコースだ。
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人材育成事業(HRP)統括部長 綿田弘氏 |
「『HRP教育コース』と呼んでいるコースがそれです。SE技術、SE知識、SE能力という3つのジャンル別に、それぞれ初級から上級まで37コースがラインナップされています。1コースは通常4日間かかるカリキュラムを2日間でやります。単発のコースではなく、いくつかのコースが数珠つなぎになっているのが特徴でしょう。受講して自分で実践して、次を受講するというようになっていますから、無駄のないカリキュラムです。ついて行けない人は、世の中にもついて行けない人、と判断します」――同社の人材育成事業(HRP)統括部長である綿田弘氏はその厳しさをこう語る。
なお冒頭でも触れた通り、この教育コースの評判を聞きつけた顧客企業などから要請され、4年前に外販に踏み切ったという。外販と言っても社内研修が主眼なので、口コミによる拡販しかしていない。
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